要するに雨が降り出したらこういう変化を敏感に感じる人ほど安全なドライバーなのである。濡れた道路を勢いよく駆ければ滑って転んだりすることは子供でも分かる。それが自動車に乗ってしまうと無関心になる。レーシング・ドライバーなどは路面を見ただけで滑り具合が分かる動物的な感性の強い人の方が成功している。滑るので代表的な悪条件は雪が積もった道路である。降雪地の人は免許を取ってからすぐにそれを経験するからテクニックも身体で覚えられる。しかし、雪の降らない地方で育ったドライバーは、急に4WDの商性能車に乗っても失敗をする。それは考え方が違うからだ。このように、雪道の運転はいくら腕がよくても、まず装備が整わなければうまく走れない。その代表的な違いはタイヤで、普通のタイヤでは雪の上を走ることは出来ない。これは法律で決められた義務だから、何らかの滑り止めを装着しなければならない。もっとも普及しているのはタイヤに巻き付けるチェーンで、今ではプラスチックやゴムのネットもある。これらはあくまでもふつうのタイヤで走るための補助的なもので、降雪地ではいわゆる冬タイヤというスノー・タイヤやスタッドレス・タイヤを装着する。道路を傷めるためスパイク・タイヤが禁止されたので今後はスタッドレス・タイヤが主役になる。チェーンよりスピードは出せるが、新雪などでは走破力は限られる。中古車 高く売る ←こちらではその他、車関連情報がたくさんあります。


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この二つが大きな原因だが、実際には雨の日のアスファルト道路ではそう簡単にスリップは起きない。タイヤの発達と、スポーティなタイヤの採用で日常の常識的なスピードではスリップしにくくなった。逆に言えば、狼少年のようにスリップに注意といわれるけど実際にスリップした経験がないので甘く見ているドライバーが多い。だが、どんなにいい車でもゴム・タイヤで走っている限りスリップは避けられない。スリップを避けるためにはポンピング・プレ.-キがいいと教習所などでは教える。だが、これを誤解していると逆効果だ。自動車はブレーキだけでなく前後軸にスプリングがついているから、あまり、急激なポンピング・ブレーキではかえって前後に車体を揺するので静かに踏んだ時より安定を悪くすることがある。ポンピングというのは、何回にも分けてブレーキを静かにかけろという意味だ。アンチ・ロック・ブレーキ(ABS)は、これを電子制御で1秒間に加回もの速さで繰り返す仕掛けである。しかし、ブレーキ・ロックにしろ、急ハンドルによるサィドスリップも、突然起きるものではない。自動車の運転技術は結果だけを言うことが多いが、これも結果だけで防ごうとしても無理である。まず、サィドスリップを起こしやすい路面は直進していても分かるものである。アスファルトが雨で濡れてくると、それだけで路面の摩擦力が減る。その変化はタイヤから感じられるわけだが、まずハンドルの動きが軽くなる。今ではパワー・ステアリングが普及しているが、それでもハンドルの手ごたえは軽くなるはずである。それが極端に違うのはセンター・ラインや交差点の区画線の上である。滑りにくい材料なのだが塗料はアスファルトより滑りやすい。←こちらではさまざまな情報を見られます。

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雨の日のテクニックとしては、車の整備状況はもちろんだが、自分を早く確認してもらうためにライトを点灯するとか、方向指示のフラッシャーはオーバーなぐらい手前から出すとか、ふだんより車線変更をしないようにするとか、自分で防衛連転に徹するしかない。もらい事故だといっても結局は相手に意思が伝わっていない自分の防衛が甘かったのである。スリップは突然には起きないさて、問題の雨の日のスリップである。これも一般には「急ハンドル、急ブレーキ」が原因だといわれている。題からは救われる。たしかに、急ブレーキをかけるとタイヤの回転は止められても、そのままロックして滑り出してハンドルが効かなくなる。つまり、ロックすると止まれないだけではなく方向が定まらないから衝突してしまうのだ。ASC、ABSが装着されたトヨタ車では、少なくともブレーキを踏みながらハンドルは切れるのでこの問急ハンドルは、スピードを出しすぎるより、カーブや障害物に気がつくのが遅れて慌ててハンドルを大きく切ってよけようとする時に起きる。だから横滑りというより曲がれないで直進してしまう状態が多い。FF車ではそれを避けようとさらにアクセルを踏んだりするとかえって滑りをひどくする。←こちらから車に関する知識を養いましょう。

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高速道路では雨が降ると雨粒より前の車が蹴り上げるしぶきが水煙のように視界を妨害する。ふだんなら1伽ぐらいは楽に見えるのに視界は悪くなる。車のスピードが速いからフロントガラスに当たる戯は多くなる。路面からの油がとんでガラスに油膜がつく。ウォッシャーでは落ちにくい。夜間などこれがギラついて光が当たると前が一瞬見えなくなる。スパイクでへこんだワダチに溜まった水が跳ねかけられたら一瞬前が見えなくなる。とにかく安全には前の車から離れて車間距離を余分にとるのがベストだ。さらに言えば、湿気と温度差でガラスの内側が曇りやすい。完全に曇るのではなくても、ポンヤリと視界を妨げている時が問題だ。鐘りを取るためのデフロスターの使い方など知らないドライバーは沢山いる。こ んな時は、エアコンがついていれば除湿したデフロスターにすれば一瞬で錘りが取れるのに今でも外から見えないほどガラスを曇らせて走っている車がある。こんなドライバーは危険だ。さて、このように視界が悪くなるのは自分だけではない。周りを走っている車が同じように信用ならないのだ。もちろん、歩行者も傘で視界が悪くなっているし下を見て歩いている。雨の日の運転で一番のテクニックは、このような悪条件から安全を確認することである。発見が遅れるからふだんなら避けられる衝突やスリップ事故になるのだ。←参考にここのサイトを見てみましょう。

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悪天候の代表は雨である。だが、ドライバーは自動車を雨よけの傘がわりぐらいの軽い気持ちで運転する。ビギナーほど怖いものなしの気持ちが強く出るから困るのだ。雨の日のテクニックで一番大事なことは一般にスリップしやすいことだと思われている。雨の日の事故がすべてスリップで起きているように言われる。だが、それは結果であって、雨が降り出したからすぐスリップ事故が起きるわけではない。もっと大事なことは、雨が降ると今の自動車は視界が悪くなるということに気が付かなければ駄目だ。そのために自動車にはワイパーがあるのだが、それでカバーできる視界はほとんど正面の一部だけで、横 方向とかドア・ミラーとかを含めたら晴れている時の半分も見えないというぐらい情報が少ない。もちろんワイパーは作動してもそれを雨やスピードによって切り替えるのを知らない人、知っていてもうるさいからとやらない人、ワイパー・ゴムが古くなってうまく拭けない車などでは、さらに正面の安全視界も大幅に減る。よく見えるようにするのがテクニックだ。←こちらのサイトがお勧めです。

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